ESSクラブ①

公開日: 2016年5月19日木曜日

今年度のクラブ活動に、ESSクラブを入れていただきました。
English Speaking Society (ESS)フルネームで呼ぶとちょっぴり仰々しい印象ですが、思いとしては、「英語に親しみながら、みんなで話し合って計画を立てて、活動を楽しもう!」といった感じです。

とは言え、クラブ活動ですから、学習指導要領の目標を意識しながら活動を行っていきます。
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〔クラブ活動〕

1 目標
クラブ活動を通して,望ましい人間関係を形成し,個性の伸長を図り,集団の一員として協力してよりよいクラブづくりに参画しようとする自主的,実践的な態度を育てる。

2 内容
 学年や学級の所属を離れ,主として第4学年以上の同好の児童をもって組織するクラブにおいて,異年齢集団の交流を深め,共通の興味・関心を追求する活動を行うこと。
  • (1) クラブの計画や運営
  • (2) クラブを楽しむ活動
  • (3) クラブの成果の発表
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さて、この日は健康診断の日程とも重なっており、集合が学年学級ごとにずれたところがあったため、初めはリラックスした雰囲気で、早めに来ることができた子どもたちとおしゃべりをしていました。ALTのJason先生も喜んで参加してくださいました。

今年度新設されたESSクラブのこと、「どんなクラブだろう・・。」と不安な気持ちも大きいのでは?と思っていましたが、『第1希望で参加できました!』という子もいてびっくり★

しかし、『なかなか希望するクラブにならずに、最終的にESSになりました!』と正直に話してくれる子どもたちもいました。

「ぼちぼち、楽しいこと考えて、みんなで意見聞き合って、決めていこうね!」

そんなスタートでした。

この日、アイスブレイクに行った2つのゲームをご紹介します。
① "I spy"ゲーム
Jason先生: “I spy with my little eyes something beginning with "B"!”
(このフレーズ を聞いて子どもたちは"B"から始まる物を教室から探し始めます。)
子どもたち:B?Bだよね。ボール(ball)かな。ブック(book)もあるね!
      Jason先生、Ball?
Jason先生:Yes! That's right!

このようなやりとりになります。
ESSクラブを希望して参加している子どもたちの中には、英語を習っている子どもも数名いるようでしたが、まったく初めて!という子どももたくさんいます。それでもゲームを2度3度繰り返していくうちに、子どもたちは“コンテクスト”(状況の流れ、文脈、背景的な情報)を読み取り、ゲームに参加できていました。
「先生役をやってみたい」という子どもたちもおり、交代しながら5回ほどこのゲームをやりました。(この存在が、周りの子どもたちの「次は自分もやってみようかな!」という気持ちを育ててくれると思っています。)


② "キャッチ"
ずいずいずっころばしみたいなこのポーズ、わかりますよね。となりのお友だちの左手の輪の中に、自分の右手人差し指を入れます。リーダー役の人が「キャ、キャ、キャ、キャッチ!」と言ったときに、人差し指をつかまえる遊びです。
Catchという語を聞き、つかまえるのですが、「キャ、キャ、Cat!」という具合に、フェイントを入れたり、「キャ、キャ、キャーーー!」と遊んだりしながら進めていきます。
使った語は、Catch, Cat, Cabbage, Camp, Cut, キャイーン(ちょっと時代が出ました・・・)
この活動は、語の音素に注意を向けながら聞くことができると考えています。また、Rhyming(韻)の要素も含まれ、英語らしい音を楽しみながら発音したり聞いたりして、慣れ親しむこともできます。
わたしが "Cut!" と言ったとき、子どもたちの発言の中に、『あ!今のは「カッ」って感じだったよ!』「うん、『キャッ』じゃなかった!」という声がありました。
楽しみながら、音のわずかな変化に気付く子どもの感覚を大切にしながら、今後もおもしろい活動を実施していけたらなあとわくわくしています。


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